Pentium4とAthlonXPマシンをゲット
(第3章:白い巨塔)
なかなか起き出さないDELLのマシンはほおっておいて、
とりあえず自作機「白い巨塔」の方を育てることにしました。
といっても、スペック的には十分すぎるほどなので、
いきなりOSを入れてしまうことにしました。
(もともと入っていた、英語版Win98なんて使いようがないし)
候補として上がったのは
Windows XP Pro:30000円くらい
Windows XP Home:22000円くらい
Windows XP Pro(OEM):20000円くらい
Windows XP Home(OEM):14000円くらい
Windows 2000 Pro(OEM):22000円くらい
でした。
OEM版のWindowsは、本来ならば
ハードメーカーのPCにセットで付いてきて
Microsoftの代わりにハードメーカーがサポートするためにあるものですが
自作機でも、完成品1台、またはマザーボードかHDDとセットの上
「Microsoftも小売店もどこもサポートしない」
(ただし、WindowsXPのアクティベーションは通る)という条件付きで
購入することができるようになっています。
個人的には2000が軽くて好きなのですが、
XP Homeが思いっきり安くて
OSの安い分の差額でメモリを買って増設すればいいじゃん、と思ったこと、
せっかくのAT互換機だから
PC-98では使えなかったWindowsXPをいじってみよう
ということで、
XP Homeになりました。
もともとのマシンに、載っていたHDDが40GB(富士通MPG3409AT)でした。
この型番の富士通のドライブ、ネットでトラブルが続出したと聞いていたので
OEM版でHDDが必要だから、この機会にえーい交換しちゃえということで、
日立の120GB:ATA100:キャッシュ8MBのドライブ(HDS722512VLAT80)にすることにしました。
徳島のパソコン工房で
HDDを9000円くらい、XP HomeのOEM版を14000円くらいで購入しました。
また、うちのネット回線はPCMCIAカードタイプのAir-H'(本田エレクトロン AH-G10)のため、
PCMCIAスロットが別途必要になりました。
(PC-9821Ra20で使っていたPCMCIAスロットは
Cバスの専用ボードが要るため、AT互換機では使えませんでした)
パソコン工房にはありませんでしたが、
近くのOAシステムプラザで
「玄人工房」のPCIスロットに挿し、パソコン背面にカードを挿すタイプのもの(PCCARD-PCI)が
5000円くらいであったので、ひとつ購入しました。
帰宅して、「白い巨塔」のHDDを交換した後、
Windows XP Homeをインストールしました。
CD-ROMブートだったので特に難しい部分もなく、
1時間くらいでお気楽にインストールできてしまいました。
PC-98へのWindows2000のインストールで
起動FDを4枚も作って、再インストールの時
それを1枚1枚かける必要があったのとはえらい違いです。
続いて、ネットにつなげるための設定をしました。
うちのネット回線はPCMCIAカードタイプのAir-H'のため、PCMCIAスロットを認識させる必要があります。
が、これがどうしてもうまくいきません。
先に、プロバイダ(DION)の設定を入会用CD-ROM
(パソコンショップとかでよく無料配布されているもの)でしましたが、やっぱりダメです。
カード自体の認識はどうだろう、と思って
デジカメのコンパクトフラッシュをアダプタを介して挿しましたが、これも認識しません。
一度あきらめましたが、
念のためもう一度見てみよう、とPCの蓋を開けたときに原因がわかりました。
カードスロットの裏表が逆だったようです(汗)
危うくカードを壊してしまうところでした(汗)
PCIスロットに挿す、という特殊な構造の上にミニタワーだったため、
カードスロットの向きがノートパソコン等とは裏表逆だったようです。
向きを戻したらカードは難なく認識し、
IE6.0SP2でネット、OE6.0でメール送受信ができることを確認しました。
Windows XPの認証も通りました。
あとは今PC-9821Ra20で使っているOEのメール・IEのお気に入り・
データ・フリーソフト等を、まとめて引越せばメインマシンになります。
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